1992年の鳥かごに入ったヴァネッサ・パラディの「ココ」の広告を彼は生み出した。1990年の何人もの女性たちが興奮してバルコニーに立つ「エゴイスト」の広告も彼が仕掛け人だった。これらのシャネルの広告は一人の男によって創り出されていた。それがジャン=ポール・グード氏だ。グードとシャネルは深いクリエイティブな繋がりによって長年にわたり育まれた協力関係があり、これら二つのアイコニックなコマーシャル映像は二者の結び付きを象徴している。1127日に東京のシャネル・ネクサス・ホールで“In Goude We Trust”展がオープンした。ジャン=ポール・グード本人による完全監修の展覧会は、シャネルと共に築き上げた伝統を祝う最高の場となっている。展覧会は「エゴイスト」や「ココ」に始まり「チャンス」などのジャン=ポール・グード制作のコマーシャル映像から、アーティストの象徴的なドローイングやスケッチの展示という二つのテーマに沿って来場者をシャネルの特別な体験へ惹き付ける。現在東京で最も注目され必ず足を運びたい展覧会である。オープニング会場ではシャネルのプランドアンバサダーであるファレル・ウィリアムズがアーティストと会話する場面が見受けられ、ゲストはダンスパフォーマンスによって迎えられ、2017年にパリのポンピドゥセンターで展示されたグードのインスタレーション作品も紹介された。雑誌Esquire時代のものからグレース・ジョーンズを起用したアイコニックなイメージまで、アーティストのキャリアのハイライトがまとめられた90分間の映像“So Far So Goude”も公開された。”So far, so good”(「今のところは順調」)という言い習わしをもじってつけられたタイトルは、ジャン=ポール・グードの創造する日々はまだまだ終わらないことを示唆している。“In Goude We Trust”展は1225日まで東京のシャネル・ネクサス・ホールで開催されている。

写真:Mamie Tanabe

Photos: Mamie Tanabe

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