アートが楽しくあってはいけないと言う者は、まだフィリップ・コルバートの作品に出会っていないだろう。このイギリス人アーティストは多分野にわたる活動(洋服のデザインも含む)と一目で彼の作品であると分かる独特なスタイル「ハイパーポップ・リアリズム」によって、ここ数年世界的に注目を集めている。彼の作る「アートの世界」は、東京での初個展として日動画廊で開催されている。サイズの大きい作品から、彼の「分身」であるカートゥーンのロブスター(彼の初めてのVRゲームのヒーローでもある)の小さい彫刻等が、94日に披露された。

今回彼の展覧会が開催されている日動画廊は1928年より西洋美術を専門に扱っており、彼にとっては最適な環境であった。作品の詳細に注意を払うと、王冠と「アヴェンジャーズ」の盾を時々手にしているロブスターの服装は、アーティストがオープニングでゲストを歓迎した際に着用していた彼自身が制作した目玉焼き柄のスーツと全く同じである。

コルバートの作品は、ファン・ゴッホの自画像やエゴン・シーレのスケッチ等の古典的なレファレンスを、絵文字やコンピューターで作った画像と混ぜ合わせて制作されており、かの有名なチャールズ・サーチ氏に気に入られ支持されている。コルバートが今の時代のアイコン的存在になることは間違いないだろう。

これは東京にいるアート好きには必見の展覧会であるのと同時に、Say Who Japan始動の記念イベントでもある。パリでは10年以上発信し続けているように、これからSay Who Japanチームは日本発の最高のカルチャー、イベント、人々を発掘していく。

Photos: Mamie Tanabe
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